友人代表として挨拶を頼むと快く引き受けてくれて、2次会、3次会へも付き合ってくれた。
日付が変わってからも祝宴が続いたが、最後まで付き合ってくれた。
しかし、大学院時代の悪友たちが仕掛けたマル秘作戦のことは教えてくれなかった。
そのことを知った時には恨み言を言ったが、「ま、しょうがないよね」と笑い飛ばされただけだった。
事の真相はこうだ。
大学院時代の悪友たちは『新婚初夜撃チン作戦』と名づけた計画を立てた。
酔い潰す計画で、須尚もそれに乗った。
そんなことを知らない最上は注がれるままに酒を飲み続けたが、体調がすこぶる良かったこともあっていくら飲んでもおかしくなることはなかった。
3次会がお開きになったことは覚えていた。
しかし、ホテルに戻った時の記憶はなかった。
というより、タクシーに乗った記憶がなかった。
だから当然のようにそのあとの記憶はなかった。
須尚が担いで部屋まで連れてきてくれて、そのままベッドに寝かせてくれたらしいが、そんなことは欠片も記憶に残っていなかった。
日付が変わってからも祝宴が続いたが、最後まで付き合ってくれた。
しかし、大学院時代の悪友たちが仕掛けたマル秘作戦のことは教えてくれなかった。
そのことを知った時には恨み言を言ったが、「ま、しょうがないよね」と笑い飛ばされただけだった。
事の真相はこうだ。
大学院時代の悪友たちは『新婚初夜撃チン作戦』と名づけた計画を立てた。
酔い潰す計画で、須尚もそれに乗った。
そんなことを知らない最上は注がれるままに酒を飲み続けたが、体調がすこぶる良かったこともあっていくら飲んでもおかしくなることはなかった。
3次会がお開きになったことは覚えていた。
しかし、ホテルに戻った時の記憶はなかった。
というより、タクシーに乗った記憶がなかった。
だから当然のようにそのあとの記憶はなかった。
須尚が担いで部屋まで連れてきてくれて、そのままベッドに寝かせてくれたらしいが、そんなことは欠片も記憶に残っていなかった。