笑美に正式にプロポーズをして、すぐに最上家と茂上家の顔合わせの会が執り行われた。
 そして時を経ずして結納へと進み、結婚式の日取りが決まった。
 招待状が出来上がると、すぐさま須尚に送った。
 それは、須尚が結婚して半年後のことだった。
 彼は大阪転勤が決まった日にプロポーズをして結婚生活を始めていた。