『涙のベル』    作詞作曲:スナッチ

 テレフォン リーン 涙のベルが
 テレフォン リーン 泣いている朝
 虚ろな窓 見つめながら
 テレフォン リーン まさか君とは
 テレフォン リーン 思わなかった
 かけてきては ダメなのに
  愛すべき友達の 君は恋人
  許されるはずもないのに
  かけては止めて ためらいがちに
  くりかえす指 最後のベルが
  僕の心の中に

 テレフォン リーン 涙のベルが
 テレフォン リーン 朝露ぬらし
 言葉のない 時が過ぎる
 テレフォン リーン 何か言いたい
 テレフォン リーン 何も言えない
 凍りついた影のように
  二人の幸せを 願っていたのに
  なぜ僕に電話したの
  震える声で 何にも言えず
  黙って受話器 握りしめてる
  君の姿が見える

  通り過ぎた幻を 追いかけてみても
  夢の中でくずれていく
  出なきゃよかった こんな電話に
  苦しいだけさ 二人にとって
  二度ともうかけないで
 テレフォン リーン……
 テレフォン リーン……
 テレフォン リーン……
 テレフォン リーン……

    ♪   ♪