「先輩は凡人じゃないですよ」



未来屋くんが即答する。



「えっ……」


「俺からしたら先輩は美人です」


っ……//



この子は恥じらいを知らないのか!?



ジーッ




その間も光里からの眼差しは止まらない。




そんなに見つめられたら――




「…………わか……った……」



「やったァ!未来屋くん良かったね!」



「……ありがとう、佐野さん」



押しの強い光里に少し引き気味になりながらお礼を言う末来屋くん。



「じゃあまずはお互いのことを知るところからだよね!」


急に仕切りだした。



「突然ですが、明日から3人でお昼ご飯食べよう!」



あっ……そこは3人なのね。




明日からも妹の斜め上行動は続くのであった。