「とにかく、もう泣いてないから離れて!」
「嫌だ……」
「はぁ!?ちょっと!」
何故か離れようとしない大輝。
何度か抵抗してみるが……やはり動かない。
カッチーン!
「いい加減に……しろ!」
ガンッ!
「痛っっ!!!」
思いっきり大輝の足を踏む音羽。
綺麗にヒットした衝撃により、足を抱えうずくまる大輝。
「ごっ、ごめん!」
とにかく今は、その場を去った。
――数日後
○学校・廊下
◇休み時間
「次は2階の理科室だよね」
「うん。今日は映像見るだけだよね?」
「そうそう。私、絶対寝るからよろしくね」
「寝るのはいいけど、後でレポート書かなきゃだよ?」
「……まぁ、その時の私が何とかしてくれるでしょ」
そんな超能力あなたにありましたっけ?
「あっ、やっぱり未来屋くんって5組の高橋さんと付き合ってたんだって?」
ピクッ――
聞き覚えのある名前。
「その前は1個上の先輩と付き合ってるって噂になってたけど?」
「嫌だ……」
「はぁ!?ちょっと!」
何故か離れようとしない大輝。
何度か抵抗してみるが……やはり動かない。
カッチーン!
「いい加減に……しろ!」
ガンッ!
「痛っっ!!!」
思いっきり大輝の足を踏む音羽。
綺麗にヒットした衝撃により、足を抱えうずくまる大輝。
「ごっ、ごめん!」
とにかく今は、その場を去った。
――数日後
○学校・廊下
◇休み時間
「次は2階の理科室だよね」
「うん。今日は映像見るだけだよね?」
「そうそう。私、絶対寝るからよろしくね」
「寝るのはいいけど、後でレポート書かなきゃだよ?」
「……まぁ、その時の私が何とかしてくれるでしょ」
そんな超能力あなたにありましたっけ?
「あっ、やっぱり未来屋くんって5組の高橋さんと付き合ってたんだって?」
ピクッ――
聞き覚えのある名前。
「その前は1個上の先輩と付き合ってるって噂になってたけど?」