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朝はいつも学校近くのコンビニで千佳と待ち合わせをしてから学校へ行く。
そのときに必要ならコンビニで昼ごはんを買ったり、飲み物を買ったりするのだ。

この日の朝も同じような朝だった。
「おはよう奈美!」
「おはよ」

長い横断歩道を渡ってきた千佳に片手を上げて挨拶する。
千佳は今日もツインテールをなびかせている。

「もうすぐ文化祭だねぇ」
「今年はどんなことするんだろうね」

「かんない。でも奈美はまたたこ焼き屋がやりたいんじゃない?」
肩をつついてそう言われて私はまた赤面しそうになるのを必死でこらえる。
「そ、そんなことないし」