「まぁ、そうやな」



 お互い顔を見合わせて、微笑んだ。

 久しぶりに会えたから、お互いテンションが上がっているんだと思う。



「ねぇ、真くん」

「ん?」



 私は一泊置いて、言った。



「花火大会に行こうよ」