その後のことは、ここには書けない。
もし書いてしまうと、冒頭での私の定説が覆されてしまう。
私は多田くんのことが好き。
これでもかっ! ってくらい、大好き!
だけど、このフジオカさんと過ごした半日ほどのことは、墓まで持っていくつもりでいる。
好きな人のことは知りたい。
でも、知らなくてもいいことだってきっとある。
そういうものを誰しも一つくらいは持っていて、それでも日々愛は育まれていく。
暗闇があって、表には煌々とした世界があるのだと思う。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…