こんなに飲むつもりじゃなかった。


本当は1杯に留めておくべきだったのだが、本田さんの笑顔があまりにも素敵で、ついつい飲み過ぎてしまった。


「ひどい一日だった」


と僕はタクシーの車内でつぶやいた。