いつか、話せる日が来るといいな。



そんな事を思いながら彗に向けて言葉を続ける。



『それよりも朝だよ。早く朝ごはん食べて、学校行くよ』



そう言うと彗はベットから降りて、クローゼットに手を伸ばした。



あれ?これってまずいのでは?



私は急ぎ目で部屋を出た。



そのまま1階のリビングへと階段を下りた。