姫乃は小柄だが胸はDカップはある。

体のラインが出る服を着ていると男性の視線が胸を見ているように感じて大きめの服を着るようにしていたのだ。

「こっち向け、姫乃」

姫乃は背けていた顔をまっすぐに太志に向けた。

姫乃の目には太志の鍛えられている胸板が視線に入ってくる。

男性の裸を見るだけで照れて真っ赤になった。

「だって、恥ずかしくて…」

また前髪を上げておでこにキスをされる。

「姫乃、可愛いな」

「そ、そんな事、言われた事がないです」

「嘘だろ、元カレは姫乃の可愛さを知らなかったんだな」

手首が自由になっていたから手で顔を恥ずかしさで覆った。

「あっ!」

いきなりだった。

太志のモノが中に入ってきたのだ。

今、前髪を触ってくれていたのに…

「…きっつ…」と太志さんは耳元で囁いてきた。

太志はベッドに肘をつくとゆっくり上にあがってきて、それは当然姫乃の中に入っていってるということで…

「あー、やばいな姫乃の中」

「…っ、どういう風にですか?」

「んー、俺が先にイキそうなくらい」

「えっ!」

「こら、締めるな」

「ごめんなさい」

「謝ることじゃない」

太志は肘をつくのをやめて両手をついて身体を起こした。

姫乃の片足を上げると姫乃は横にくるっとなった。

「きゃっ」

太志は姫乃の足にしがみついた。