夫も心配。娘を1人にさせるのも心配。
だけど自分自身の健康も大切にしないといけない。
何かいい案はないかと友人に相談したところ、『旦那さんが回復するまで希歩ちゃんを預かろうか?』と協力を申し出てくれて、お言葉に甘えたという。
確かに、前回も6時に出発して、夕方クタクタになって帰ってきたもんな。
そんな状態でぎゅうぎゅう詰めの電車になんて乗りたくない。
「……どうしても行くの?」
「うん。ただでさえお父さん掃除苦手だし、ゴミ屋敷になっちゃったら大変でしょう?」
抵抗したものの、決意は固く。着席してガクッと肩を落とす。
学力テストに修学旅行、体育祭。怒涛の学校行事が終わって、やっと一段落ついたと思ったのに……。
そりゃあ長時間の運転も大変だとは思うよ。
けどさ、毎日他人と暮らす私のほうも大変じゃない!? お母さんの友達とはいえ、私からしたら全く知らない人なんだから!
とはいえ、家は家でも賃貸物件。ゴミ屋敷化はなるべく避けたいよね。
「それに、夜1人だと心細いだろうと思って」
だけど自分自身の健康も大切にしないといけない。
何かいい案はないかと友人に相談したところ、『旦那さんが回復するまで希歩ちゃんを預かろうか?』と協力を申し出てくれて、お言葉に甘えたという。
確かに、前回も6時に出発して、夕方クタクタになって帰ってきたもんな。
そんな状態でぎゅうぎゅう詰めの電車になんて乗りたくない。
「……どうしても行くの?」
「うん。ただでさえお父さん掃除苦手だし、ゴミ屋敷になっちゃったら大変でしょう?」
抵抗したものの、決意は固く。着席してガクッと肩を落とす。
学力テストに修学旅行、体育祭。怒涛の学校行事が終わって、やっと一段落ついたと思ったのに……。
そりゃあ長時間の運転も大変だとは思うよ。
けどさ、毎日他人と暮らす私のほうも大変じゃない!? お母さんの友達とはいえ、私からしたら全く知らない人なんだから!
とはいえ、家は家でも賃貸物件。ゴミ屋敷化はなるべく避けたいよね。
「それに、夜1人だと心細いだろうと思って」