二日目はホテルから電車で二駅先に行った場所にある、大型テーマパークへ行く約束をしていた。
ホテルのモーニングバイキングが利用できたけれど、朝食は早々に切り上げて帰り支度をしてから九時にはチェックアウトした。
ロビーを出たところで思いがけない人に私達は出くわした。
「うわー!びっくりした!間違い探し!?」
まるで執事みたいに私達を出迎える翠と、藍。
二人の背後にはリムジンバス。
フロントガラスには″間宮様御一行″と印字された紙が右端に貼られている。
昨日、藍に会ったのは私と翠だけだからみんな初対面なのだろう。
翠と藍を見比べて驚いている。
「間宮、双子ってほんとだったんだな!」
「そっくりすぎんだろ!」
「なんだよ、お前ら。双子ってこと疑ってたん?」
「噂には聞いてたけどぉー。こーんな優秀なビジュが一箇所に二人もいるなんて信じがたいじゃん」
「優秀って」
グミちゃんの言葉に思わず藍が吹き出した。
巫女ちゃんは「笑い方までそっくり……」なんて感心している。
男子達は「間宮グループの全貌が知れてラッキー」なんて言っている。
全貌ではないけれど……。
ホテルのモーニングバイキングが利用できたけれど、朝食は早々に切り上げて帰り支度をしてから九時にはチェックアウトした。
ロビーを出たところで思いがけない人に私達は出くわした。
「うわー!びっくりした!間違い探し!?」
まるで執事みたいに私達を出迎える翠と、藍。
二人の背後にはリムジンバス。
フロントガラスには″間宮様御一行″と印字された紙が右端に貼られている。
昨日、藍に会ったのは私と翠だけだからみんな初対面なのだろう。
翠と藍を見比べて驚いている。
「間宮、双子ってほんとだったんだな!」
「そっくりすぎんだろ!」
「なんだよ、お前ら。双子ってこと疑ってたん?」
「噂には聞いてたけどぉー。こーんな優秀なビジュが一箇所に二人もいるなんて信じがたいじゃん」
「優秀って」
グミちゃんの言葉に思わず藍が吹き出した。
巫女ちゃんは「笑い方までそっくり……」なんて感心している。
男子達は「間宮グループの全貌が知れてラッキー」なんて言っている。
全貌ではないけれど……。