「しんく、なにしたい・・・?」





拙い言葉を紡いで真空に話しかける俺。





「わたし・・・?しんじゅとおはなし、したい・・・!」





キラキラの笑顔で可愛いことを言う真空に思わず顔がほころんだ。





「なんのはなししたい・・・?」





「わたし、しんじゅのコト、知りたい・・・!」





俺のコト・・・?





「なんのいろがすき・・・?すきなたべものは・・・?どんなあそびがすきなの・・・?」





俺のコトが知りたいという真空のためならなんでも教えたくなる。