「じゃおうちの人には電話しとくから、帰る用意してまたここに戻っておいで」
って言われ、教室に行ったら、誰もいなかった。
次の音楽の授業に行ってた。
帰る用意をして保健室に戻ったら
「井上、次俺授業ないから、車で送ったる」
って言われてビックリした。
「ありがと」
と言って先生の車の所に行った。
かっこいい車だった。
私は後ろに座ろうとしたのに、
「前座り」
って言ってくれて、嬉しかった。
車の中には、コーヒーの缶があった。
彼女でもないのに隣に座っていいのかな?
と思いながら座ってたら
「井上は好きな人とかいるの?」
って予想外の質問されて
正直に
「いるよ」
って答えたら
「へ-頑張れな」
って言われて、「あなたがすきなんだけど」
と思いながら外の景色を見ていた。
いつのまにか家についた。
「じゃ明日は元気になって学校きてな待ってるから。」
って言われて嬉しくて、
「うん」って微笑んで言った。
翌日、熱も下がって学校に登校した。