「だいたい何にするか決めましたかー?」
柴田君が時計を見ながら声をかけると
騒がしがった教室内が少しずつ静かになる。
「今から競技の名前を言っていくので出場したいと思ったところで手を挙げてください」
そう言うとチョークを持ち、「じゃあまずサッカーから」とテキパキと進めていった。
私と咲羅はドッジボールで手を挙げ人数的にもそこまで多くなかったら決定となった。
「んー、数人だけ手を挙げていない人がいるなぁ」
柴田君は黒板に書かれた名前を見ながら、まだ書いていない名前を黒板の隅に書いていく。
「あっ」
そこには"皇坂"という名前もあり無意識に皇坂くんの席を見てしまった。
バチッと視線が合う。
私の言いたいことが分かったのか少しだけ困った表情をした。
「手を挙げていない人は5人。
今残っているのはバスケ、ドッジボール、卓球かな」
腕を組みながら手を挙げていない人たちを見渡す。
何か言いたげな柴田君だったけど何て言おうか考えているようだった。
「まだ手を挙げていない人は何にしますか?」
女子生徒3名、男子生徒2名の5名がまだ手を挙げておらず、
残っている枠としてはバスケ1名、ドッジボール3名、卓球1名だった。
「じゃあ俺、卓球やる~」
一番前の席に座っていた男子生徒がヒラヒラと手を挙げながら柴田君を見た。
「卓球ね、了解」
黒板に男子生徒の名前をつけたす。
柴田君が時計を見ながら声をかけると
騒がしがった教室内が少しずつ静かになる。
「今から競技の名前を言っていくので出場したいと思ったところで手を挙げてください」
そう言うとチョークを持ち、「じゃあまずサッカーから」とテキパキと進めていった。
私と咲羅はドッジボールで手を挙げ人数的にもそこまで多くなかったら決定となった。
「んー、数人だけ手を挙げていない人がいるなぁ」
柴田君は黒板に書かれた名前を見ながら、まだ書いていない名前を黒板の隅に書いていく。
「あっ」
そこには"皇坂"という名前もあり無意識に皇坂くんの席を見てしまった。
バチッと視線が合う。
私の言いたいことが分かったのか少しだけ困った表情をした。
「手を挙げていない人は5人。
今残っているのはバスケ、ドッジボール、卓球かな」
腕を組みながら手を挙げていない人たちを見渡す。
何か言いたげな柴田君だったけど何て言おうか考えているようだった。
「まだ手を挙げていない人は何にしますか?」
女子生徒3名、男子生徒2名の5名がまだ手を挙げておらず、
残っている枠としてはバスケ1名、ドッジボール3名、卓球1名だった。
「じゃあ俺、卓球やる~」
一番前の席に座っていた男子生徒がヒラヒラと手を挙げながら柴田君を見た。
「卓球ね、了解」
黒板に男子生徒の名前をつけたす。