真っ赤に染まった私の顔を愛しそうに見つめる皇坂くんは本当に格好良くて、
私の心臓がおかしくなりそうだった。
「ほんとに可愛い」
右手を握ったままベンチから立ち上がった皇坂くんはそう言うと
おでこにちゅっとキスを落とした。
「本当はもっとしたいけど、燈真が戻ってくるからまた今度」
耳元でそう囁くと握っていた手を離し、
私の頭をポンポンと撫でると自分の荷物をまとめだした。
「汗でベタベタしたところ全部洗ってたら、服濡れちゃった~」
少し遠くのところで燈真の声が聞こえるが私は振り向くことが出来なかった。
「お姉ちゃーん?」
燈真が近付いてくるのが分かる。
でも、足が動かなかった。
ドキドキしすぎて体がいうことを聞かない。
「燈真、濡れすぎ」
そう声をかけながら使っていない自分のタオルを燈真に差し出し、
さりげなく間に入った皇坂くん。
「ちょっとやりすぎちゃった!」
「風邪引くからこれで拭け」
タオルを受け取ると濡れたところを拭いていたが、
拭き方が雑だったのか「燈真、こっち」と言われ、
皇坂くんに拭かれていた。
私の心臓がおかしくなりそうだった。
「ほんとに可愛い」
右手を握ったままベンチから立ち上がった皇坂くんはそう言うと
おでこにちゅっとキスを落とした。
「本当はもっとしたいけど、燈真が戻ってくるからまた今度」
耳元でそう囁くと握っていた手を離し、
私の頭をポンポンと撫でると自分の荷物をまとめだした。
「汗でベタベタしたところ全部洗ってたら、服濡れちゃった~」
少し遠くのところで燈真の声が聞こえるが私は振り向くことが出来なかった。
「お姉ちゃーん?」
燈真が近付いてくるのが分かる。
でも、足が動かなかった。
ドキドキしすぎて体がいうことを聞かない。
「燈真、濡れすぎ」
そう声をかけながら使っていない自分のタオルを燈真に差し出し、
さりげなく間に入った皇坂くん。
「ちょっとやりすぎちゃった!」
「風邪引くからこれで拭け」
タオルを受け取ると濡れたところを拭いていたが、
拭き方が雑だったのか「燈真、こっち」と言われ、
皇坂くんに拭かれていた。