あの後あたしの残した分を食べてもう1つは何故かラップをして冷蔵庫に



「じゃ帰るな?
お腹すいたら食えよ?」

「……。」

「返事」

「……。」



また1人になる……。









生きてる価値なんてない




体が勝手に動いてベランダへ



「おい!どこ……」

「……。」

「っと……。お前まじ重症」



何を言われても何も入ってこない



「おい!葉月!」


「……へ?……」



呼んだ?


「お前まじで重症な?」

「なにが?」

「さすがにほっとけない」

「……?」

「俺帰んねぇから
とりあえず寝るか?」

「……。」

「はぁ……。
はいこっち。寝るまでここにいるから安心しろ」



またもや強制連行でベッドへ




でも抵抗する元気もない
今はこのまま布団にいたい気分