悠真side



「河合くん?お疲れ様です」

「お疲れ様です」


正直モテる俺

多分この人俺に気があるんだろうな?と思っている




何故かって計算して近づいてる感がすごくあるから



「今日はお帰りになるんですか?」

「はい」

「帰りにご飯でも……」

~♪~

「ちょっとすみません」





ナイスタイミングの電話誰か見ずに電話に出る




「もしもし」

『あ。出た』

「はい?」

『仕事中かな?とだから出ないと思ってた』

「出たら悪ぃかよ」

『出てくれて嬉しいです』

「なに?なんかよう?」

『声聞きたくて電話した……ダメ?』

「ダメじゃねぇけど……それは言うなって言ったろ?」

『じゃぁなんて言うの!ばーか』

「お前よりは馬鹿じゃねぇわ」

『そーですねー、てか家?』

「まだ職場」

『ごめんなさい』

「別に謝らなくていいよ
帰ったら電話しようか?」

『うん。 待ってる』

「わかったよ?ちゃんと薬飲めよ?」

『飲んだら寝ちゃうじゃん!やだよ』

「なんだそれ。
まぁまた後でかけるな?」

『うん。』



可愛いやつ




あ。忘れてた職場だったな




「彼女ですか?」

「違いますよ」

「話し方が彼女かと思いました
内容的にも」

「彼女ではないですよ!」

「ならご飯どうですか?この後」

「すみません
薬飲ますノルマあるので笑
また今度誘ってください」

「え?」

「次のお誘い楽しみにしてますね?今度みんなでお酒でも」

「あ。はい」



とりあえずはやくかえって電話電話。