「俺お前のこと好きなの」

「え…」

「別に付き合ってくれって言わないよ?
安心して?」

「…えっと…」

「聞けまず」

「はい」

「俺は葉月のこと守ってやりたいし、助けてやりたいし、好きだけど。
葉月は別に付き合いたいと望んでる訳では無いことを分かってる。
だから付き合ってくれなんて言わない。けど少しずつ一緒に克服していこうぜ?」

「…涙」

「何泣いてんだよ!」

「はづ…。
今悠真くんのこと好きかって聞かれたら分からないし。また手のひら返されるかもしれないって不安ばかり…。」

「わかってるよ?
だから。これからのこの関係でいようぜ?でもひとつだけ俺は葉月のこと好きだからな?ってことだから、迷惑かけたって何しまってお前からは離れないよ」

「ありがとう」






この日の夜は何も無くたわいもない話をして眠りについた