雅人side




「よ!」

「何しに来たんだよ」

「冷やかしー」

「なんだそれ」

「あのさ?相談があって」

「何いきなり」

「今度この家で飲み会してもよかですか?」

「はい?」

「今度久々に4人で集まらね?と思って最近葉月ちゃんの顔みてないし!」

「なるほどな?」

「連絡しておいてよ!いつなら空いてるか」

「無理てか今あいつに酒飲ませる訳には…」

「なーに?大好きな大好きな葉月ちゃんがどーしたって?」

「なんでもねぇ。
お前もかよ。」

「なに?」

「好きじゃないので!先に言っておく」

「何何?意地張って」

「張ってない。あれ?咲優から聞いてねぇの?会ってねぇの?」

「最近会ってない!忙しくてね?
で?なに?」

「この前あいつちょっと色々あって」

「色々とは?」

「人の個人情報言うのかよ…俺が」

「いいじゃん4人の仲だし」

「お前の小学校の時の同級生の佐々木が葉月と付き合ってたんだけどDVしてて…大ごとだったんです。」



聞いてはいたが
知らないふりをと…



「え?でどーなったの?」

「おにぃさん呼んで咲優も呼んで何とかなった。
だから今どーかわかんねぇぞ?リスカの跡もすげぇしあったら驚くレベル」

「嘘だろ!」

「ほんと。でも今のアイツにはいいかもな?ちょっとみんなで話そうって気晴らしするのも」

「じゃぁ伝えてみてよ!」

「考えておく」

「俺信じてるからね!悠真を!」

「なんだよそれ!」

「あと親いない日がいいなぁー?」

「毎日いねぇよ基本!」

「そりゃ助かる!」





さ!帰りますか!