あのあとちゃんも話もついて
結局別れることに佐々木とやらはなんか納得いかないという感じだったけど……

まぁ分からなくもないけどな？



｢大丈夫？葉月？｣

｢……うん……｣

｢あんまり気にすんなよ？｣

｢……。｣


まぁ無理だわな？



でも何とかなって良かった





俺はとりあえず咲優を送り届けることに






｢あのさ？悠真｣

｢なに？｣

｢今日はたまたまだったのかもしれないけどありがとう。葉月のこと｣

｢別に｣

｢悠真が居なかったら葉月今頃いなくなってるかもしれない……
怖かった。｣

｢大丈夫。元彼の俺がこんなことしてたら雅人にキレられるかもしんねぇけどさ？大丈夫だから｣


俺はそっと咲優を抱きしめた

｢ほんとあんた罪なヤツ！
優しさって彼女にだけ好きな人にだけあげるんだよ？
あんたのその誰にでもの優しさで悲しむ人もいるのほんといつになったら分かるんだか｣

｢なんだそれ｣

｢ひとつだけ教えてあげるね？
あたしは悠真のその優しさがだいすきだったのでもその優しさが苦しい時もあった葉月に同じ思いさせないで｣

｢いや葉月は彼女じゃねぇし｣

｢彼女みたいなもんでしょ？｣

｢なんだそれ｣

｢はたから見たら彼女なの！少なくともあたしにはさ？つきあったるようにみえてるけどね？
まぁホントのことなんて知らないけどさ？悠真の気持ちね？｣

｢なんだよそれ
俺が葉月のことを好きって言いたいわけ？｣

｢そー見える｣

｢それ逆だろ？｣

｢逆とは？｣

｢葉月が俺の事を好き｣

｢ばーか自意識過剰なんじゃないの？
そーいうところほんと嫌い！葉月こんなやつの何がいいのよ！｣

｢俺の事好きになるやつはとんでもねぇやつばっかだな｣

｢なんそれ！うざー｣

｢まぁゆっくり休め！
今日はありがとな来てくれて助かった｣

｢ばーかツンデレ！｣

｢はぁ？｣


意味わかんねぇやつ！



俺が葉月を好きか……。




どーなんだろう……