俺が言うと……


「…………みぃー……ゴミ…だから、出さ……ない……もん」


ゴミじゃないよー、みぃーちゃん。
たっぷり言われたな、これ。
おでこをコツンと、くっつけ。


「よしよし……みぃーちゃんは、ゴミなんかじゃないよ。……今は、疲れちゃったね、1度、眠ろうか。―――目瞑って……そう。……いい子。」


ガクッとした後に、ダランと俺の方に来たので、抱っこしたまま俺の部屋を出る。


さて。

バカ共のせいで、ゴミと、言い始めちゃったみぃーちゃんのために……パパ頑張っちゃおかな。


畳の部屋に、藍くんや龍平、智、直人がいたので
みぃーちゃんを預ける。


「たっぷり言われたみたいだから、みぃーちゃんかなり甘やかしておいてー。智、直人。」


俺が言うと、

「……たっぷり?言われたのあの男たちに……?」

「……みぃーちゃん、大丈夫かな?」

「ゴミと自分で……言い始めちゃったからね。ネガティブにならないことを祈りたいわ……」



智、直人、藍くん、戒達からの殺気がみぃーちゃんよりも強くなった。


龍平は心配そうな顔をしていた。


「戒、後でみぃーちゃんに殺気の抑え方も教えてあげて。この子今日凄い殺気出してたから。俺は、アイツらの処遇をどうにかしてくるわ……」