「ねぇねぇ………」

「お嬢、どうした?」

弘樹君に聞かれたので、抱っこされつつ聞いてみることにした。

「選択肢、思いついたの―。3つの中から選ばしてもいい?」

コテンと首を横にして言ってみた。

「いいよー。話してごらん。」

パパの許可もでたので、思いついたこれを言ってみることにした。

「……社会的に精神的にも内側から壊されて逝って
抹消される生き地獄逝きがいい?

……それか…社会的にも肉体的に潰されて2度と歩けない車椅子生活の逝き地獄がいい?

それとも、社会的にも抹消され徹底的に潰されてから、私の嫌いな海にいる猛獣のサメの餌食になるかどれがいいかな?」

とニヤリと笑顔を振り巻きながら、私の目は笑っていなく、かつてなく楽しそうだったらしい弘樹君が言うには。

にっこりと笑顔で言うとこの部屋にいた組員もぎょっとされ、目の前の2人もゾッとしていたけど、弘樹くんとパパだけは。

「お嬢、一気に、爆発しちゃった?」

「パパもそんな物騒な言葉教えてないのに、どこで覚えて来たの?」

そう言われたので。

「なーいしょー……ねぇねぇ、どれがいい?」