「へぇー!!そんな漫画みたいなこともあるのね!」


驚きながらも、関心してる様子。


『有り得ないよね‥?』


「えー!良いじゃん。かっこいいし、頭も良いんでしょ?最高じゃん。」


注文したパフェのイチゴを頬張りながら、雅は言った。


『全然最高じゃないよ!意地悪だし口悪いし、なんか冷たい感じもするし。』


私もアイスを一口。


最高な訳がない。


「ふーん。これからが楽しみだね!」


『なんで?』


「だって漫画とかだとさ、一緒に過ごしていく内に恋が芽生えて‥ってなるじゃん?」


恋?!


なんであんなやつを好きにならなきゃいけないのよ?


『絶対絶対ぜーったいに有り得ない!あんなやつ!!』


「そんなこと言って。まあ、なんかあったら報告してよ?」


楽しんでる様子。


人ごとだと思って‥!


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