__小学2年生までずっと一緒だった同い年の幼馴染。 彼が引っ越すその日、私たちは1つ約束を交わした。 「ぜったい大きくなったら、迎えに来るから、 そのときはぼくとけっこんしてくれる?しのちゃん」 「うん...!しの、はるくんとけっこんする!やくそく!」 涙を拭って笑顔を浮かべた幼い私。 大きくなった私は、そんな子ども同士の薄っぺらい約束が果たされるなんて、思ってもみなかった__。