朝と同じようにいつも通りの電車に乗って、家まで帰る。
「ただいま。」
私は家に入り、リビングに向かうとお母さんが話しかけてきた。
「お、おかえり。新しいクラスどうだった、?」
「普通だったよ。」
「そ、そうなのね。」
と少し気まずそうにする。
気まずいなら話しかけなければいいのに。
「私部屋に行くね。夜ご飯はドアの前に置いておいて」
私はリビングを出て階段を上り、自分の部屋に入ると、鞄を置いてベッドにダイブした。
「はー、疲れた。」
とりあえず着替えよう。制服がシワになっちゃう。
ベッドを起き上がり、部屋着に着替え制服をハンガーにかける。
んー、まだ5時かぁ、とりあえず宿題しようかな。早めにして損は無いしね。
鞄から宿題や、筆箱などを取りだし椅子に座って机に向かう。
始業式の日にまで宿題出さなくてもいいのに。まぁ文句言ってもしょうがない。やろう。