ずっと怖かった。苦しかった。声を出すことが……。
もしあなたを傷つけてしまったらと、
だから私は……。

怖い。怖い。怖い。怖い。誰か助けて

「桜、大丈夫?魘されていたみたいだけど」




「ありがとう。大丈夫だよ」

さっきの夢は何だったのだろう。私もあの子のようになってしまうのだろうか、。でも晴は私を見捨てたりなんかしないはず。本当にそうなのだろうか…。晴が裏切らない保証なんてないのに。