ドサッと自分が押し倒された音で、一気に現実へ引き戻される。


そしてここがあの生徒会室で・・・蓮水さんが私をソファーに押し倒して、上からジッと見下して居るのが視界に入った。



状況確認をしている私の上で、余裕そうな表情を浮かべる蓮水さんは、口角を上げて怪しく笑うと、



「お前、やっぱ遊馬の犬だった訳・・・俺のオタクだとか、くだらねぇ嘘までついて、、マジで気持ち悪いわ・・・お前みたいな人間、すげぇ嫌い」



ーーー・・・キライ



その言葉だけは、私の中でプラスに変換することは出来ない。その言葉だけは、どうしても言われたくなかった。



蓮水さんに嫌われた。


あぁ、終わった。


私の人生、今日で終わった。