ちょっと私の思い出の話をするね。
ある日、小学校で抜き打ち漢字テストがあった。
私はしっかり毎日練習していたから、
唯一100点だったんだ。けれど

この100点が災いを呼んだ。

「花火ちゃんってさカンニングしてるよね。」
「普通の子、あんなに答えられるわけないもん。」
「サイテーだね。」
「もうあの子と関わるのやめよう。」
「あんな子なんて大嫌い。」
最初は陰口だけで済んだ。
気づいた時は、涙が出たけど、まだマシだった。
ある日

忘れられない事件が起きた。

自分の机を見たときにはもう遅かった。
<死ね>
<ブス>
<消えて>
<目障り>
<二度と学校来ないで>
悲しかった
自殺しようと思ったこともあった。
これから人間関係がうまくいかず、ずっとボッチだった。

こんな思い出思い出させないでよ!
涙がこぼれて目を覚ました。