私は連れ去られ、壊れたがれきがたくさんある
校舎裏に連れてかれた。
怖い怖い怖い怖ーーーーーーーーいいいいいい!
えーん(ToT)助けてー!

五人組の一人が話しかけてきた。

「花火ちゃん可愛いね。」
龍斗くんにいってもらえたら、嬉しいけどコイツラに言われても、全然うれしくない...!
私はすかさず睨んだ。
「睨んだ顔も嫌いじゃないよ~」
こいつ馬鹿じゃないの!
私が可愛いなんてありえないこと言ってんの?
いつも地味子なのに浴衣着てるだけでこび売って。

だいっきらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!っ
「で、そのスマートフォンあいつの連絡先も入ってるの?」
「...」
「ふうんはいってるんだ。」
「写真撮って送ろうぜ!」
「来てくれると良いね~」
「あいつなら来るだろ!」
ははあははw

来るわけないじゃん。

偽の彼女なんだから。

「来るわけないじゃん!偽の彼女なんだから。」
「なわけ無いだろ。意地張んなよ。どうせ来てほしいんだろ?今呼ぶから。」
そう言って私をパシャパシャ撮る。
ピコあっ送信した。
ああ汚い姿見せたくなかったな。

こんな私でごめん。

迷惑だったよね。
「ほらこないじゃん。」
その時
聞きたかった声が私を呼んだ。

「花火!」