「えっと…2人きりで夜デート?!」と
遅れて反応するわたし。

「そうだよ、ふみのんが最終的に、
誰のがよかったか選ぶの。」
と城下くん。

「えぇ、そんな!わたしが選ぶだなんて!」

「大丈夫ですよ、文乃さんは、
純粋に気に入ったものを選ぶだけですから」
と月影くん。

「えー!絶対僕がデートしますからね!」と
古谷くんはすでにやる気満々です。

「それじゃあ、スタート!」

みんなが服を選び始めた。