「?!」 「やっぱり、反応可愛いなぁ」 「からかわないでください…」 「馬鹿。嬉しいくせに」 城下くんが、さらに手を強く握る。 恥ずかしくて死にそうになっている私に 追い打ちをかけるように、 耳元で、こう囁く。 「恥ずかしいでしょ」 「はい…」 「本当に、その反応みてると、 もっと意地悪したくなるな」