「凄いです!なんというか、
見せ方もそうだけど、
歌唱力がプロとしか思えません、
表現力もめちゃくちゃあって…!」

と褒めたたえる文乃に、
城下くんは照れながら
「ありがとう、ふみのんも歌ったら?」
とマイクを渡す。

(城下くんのあとに歌うの
恥ずかしいけど…)
と思いながら文乃は
お気に入りのバンドの曲を予約した。