3人で色々なお店をまわっているうちに、
夕方になった。

城下くんが
「それじゃあおふたりさん、またね」
と月影くんと古谷くんに言う。

「名残惜しいっすけど…」
「仕方ないですね…」

月影くんがちょっと、と文乃を呼び寄せて
耳元でこう言った。
「またあとでメッセージ送りますね」

「!!」

「また秘密の会話してる〜」
と古谷くん。