作品を評価しよう! この作品にいいね!する5 レビューはまだ書けません レビューを見る レビューを書くには 感想を送る 感想を見る ひとこと感想を投票しよう! あなたはこの作品を・・・と評価しました。 すべての感想数:0 この作品の感想を3つまで選択できます。 泣ける 切ない 感動! ドキドキ 胸キュン おもしろい ワクワクする 怖い ほのぼの スカッとする 元気が出る 夢いっぱい 不思議な気分 ためになる ビックリ 投票する この作品のキーワード #恋愛 #胸きゅん #純愛 #不良男子 #保育士 #初恋 #ハッピーエンド #ヒーロー #高校生 この作家の他の作品 悠晴さんのファンになる ファンについて 君が星を結ぶから 悠晴/著 総文字数/82,326 恋愛(ピュア)34ページ 0 #恋愛 #純愛 #高校生 #学童保育 #先輩 #浮気 #元カレ #イケメン #胸きゅん 表紙を見る 星が降る夜、わたしは最悪な振られ方をした。 あの日にファーストキスをした。わたしの心はこの夜空に舞い上がるくらい嬉しくてたまらなかった。 なのに先輩は…。 「わたしは親友として言ってんの。まだ先輩のこと好きでいるの?もうやめときな。遊ばれてるって」 「よく聞いて、結。世の中には良い恋愛と悪い恋愛がある。自分が相手を好きって気持ちだけじゃだめなの!最終的に自分がこの人といて幸せになれるかも、ちゃんと考えなきゃだめなの!」 「恋愛ってね、心を幸福に彩る素敵なものでもあるけど、人生を転落させるリスクもあるものなの。流星先輩はちゃんと信じれる人なの?わたしは大切な親友の結に不幸になってほしくない」 あのとき、流星先輩の優しさは偽りだったのだろうか。 わたしにはそうは思えない。ちゃんと、この目でたしかめたい。わたしは流星先輩を信じる理由がある。 「じゃあ、やろうよ」 なにを? 「浮気調査!」 え、でも、それって流星先輩を疑うってことじゃん。わたしは信じたいんだけど。 「なにいい女ぶってんの!男にとって都合のいい女と、良い女ってのはちがうんだよ。都合がいいだけの女になっちゃだめ!それじゃ良い女にも幸せにもなれない!結は先輩を信じてるんでしょ。だからこそ、ちゃんと逃げずに自分の目で真実をたしかめようよ。恋愛をうまくいかすコツは半分信じて半分疑うこと!」 そう、信じているからまだ好きで、疑っているからこそこんなにも苦しいのだ。 親友の小手鞠子(こで まりこ)の助言で始まった浮気調査。 そして飛び込んだ先は、学童保育のアルバイト。 先輩の思わせぶりに振り回されながらも、見えてきた先輩の真実。 イケメンで華やかで順風満帆だと、わたしが勝手に思っていた種高の流星は、まったくそんなことなかった。 ※この作品は『君と頑張る今日晴れる』『君は君のままでいい』の、時系列ではあとの話になっていますが、この作品単体でも楽しめるように作ってあります。 作品を読む あなたを笑顔にするために、今日も朝陽は輝きつづける2 完 悠晴/著 総文字数/12,630 その他1ページ 1 スターツ出版小説投稿サイト合同企画「1話だけ大賞」野いちご会場エントリー中 #余命 #家族の絆 #保育士 #ヒューマンドラマ 表紙を見る 「わたし今、がんのステージ4なんです」 個人懇談をやっていたとき、急に打ち明けた保護者のお母さんの一言に、場の空気が一瞬で凍りつく。 ちょっと保育園での子どもの様子を話して、ちょっと家庭状況を教えてもらうだけの、軽い気持ちで望んだ個人懇談だったのに。 そのときわたしは、そのお母さんになんて言葉をかけたらいいか、まったくわからなかった。 それは心配ですね…、ちがう。 きっと大丈夫ですよ…、ちがう。 困ったことになりましたね…、ちがう。 どれもどれもちがう。こんなとき、どんな言葉をかけたらいいかわからない。 絶体絶命な家族の危機だというのに。 いくら、その子の、その家族の、幸せを願っていても、笑顔にしたくても、こんなとき保育士は無力だ。 結局わたしは、「え…」と口からこぼれ落ちたきり言葉を詰まらせてしまい。 心から心配している眼差しを向け、うんうんと泣いて頷きながら、そのお母さんの話を聞くことしかできなかった。 ※この作品はわたしが保育士をしていて実際にあったことを、小説作品のキャラクターに当てはめて創作したものです。 ※この作品は前作である、『君は君のままでいい』と『君が星を結ぶから』の時系列では中間の話になっていますが、この作品単体でも楽しめるように作ってあります。 作品を読む あなたを笑顔にするために、今日も朝陽は輝きつづける 完 悠晴/著 総文字数/10,983 その他1ページ 1 スターツ出版小説投稿サイト合同企画「1話だけ大賞」野いちご会場エントリー中 #ヒューマンドラマ #生きづらい #言葉にならない想い #わかってあげたい #子育て #優しさ #シングルマザー #保育士 #エモい 表紙を見る 「あなたのような人が保育士でいてほしくない。やめたほうがいいんじゃない?」 幼い頃から保育士になりたいと、夢見ていたわたしにとって、保護者の方から発せられた、恐ろしく冷たく鋭いその言葉は、わたしの心を一直線に突き刺してえぐった。 頭をがつんと殴られたような衝撃が走って思考は一瞬で真っ白になる。 そして、わたしはただ言葉を失いうつむくことしかできない。 ※この作品は、わたしが保育士という職業を通して実際にあった体験を、小説作品のキャラクターに当てはめて創作したストーリーです。 保育士をしていると、社会の生きづらさに困っている人が、誰かから差し伸べられた心のあたたかさに救われる瞬間を何度も見る機会がありました。 そのたびに、わたしは保育士という仕事を通して、生きづらさを感じる人が多い令和の時代に、人が人らしく生きるってどういうことなのかを立ち返らせてもらっています。 しかし実際の保育士という仕事は、文句や批判はあれど、なかなか人から認められ、褒められ、報われることがあるわけではないし、責任が重いわりに給料が安い仕事です。 それでも、つづけている限りトラブルだらけで多忙な毎日が果てしなくつづいていきます。 不器用なわたしは、いつも迷い、選択をまちがえ、人からの冷たい言葉に心が傷つき、もう仕事をやめたいと思ったり、なんでこんなにがんばってるのかすら、わからなくなるときもありました。 それでも、わたしが今もなんとか人らしく生きて、この人生を自分らしく歩いて行こうと思えるのは、やっぱりこの保育士という仕事の中で得たものが糧になっているからなんです。 この作品では、その一部をみなさんに共有できればと思い作りました。 ※この作品は前作である、『君は君のままでいい』と『君が星を結ぶから』の時系列では中間の話になっていますが、この作品単体でも楽しめるように作ってあります。 作品を読む 作品をすべて見る この作品を見ている人にオススメ 読み込み中… この作品をシェア Tweet シェア pagetop