どれくらい飲んだかは覚えていない。

そういえば私、どうやって帰ったんだっけ…?

薄く目を開けた。

なんとなく自分の部屋ではないことはわかった。

ここ、どこ…?

視線を隣に移すと、男性が寝ていることに気づいた。

「……!!」

私は慌ててベットから飛び起きた。

「誰!!??」

私の声が大きかったのか、男性は顔をしかめた。

男性は、服を着ていなかった。

「え?」

今更だが、私も服を着ていなかった。