なんで、なんで流星がここに?

ってそれはそうと!

私、もしかして昨日…

「思い出した?」

流星がベッドで肘をついて、おかしそうに笑っている。

「えっと…私っあの…ごめんなさい!!」

流星に昨日のことを説明してもらったところ、私がバーで飲んでいたところに流星が居合わせて、酔い潰れた私を介抱してくれたそうだ。

「そのあとのことも、話したほうがいい?」

私はぶんぶん首を横に振った。

「だ、大丈夫」

また、流星はあははと笑った。