「無理に演じなくていいですから。

見ていると、不愉快です。」

そう言い切った花崎。

俺は少し焦った。

まあでももうわかっているんだったら

裏出してもいっか。

とにかくわかった理由を聞き出さないと。

「なんでわかった。」

すぐ花崎は答えた。

「感です。」

いや、絶対に違う。

まあ、絶対に口を開いてくれなさそうだし、

別のことを聞くとするか。

俺は話し始めた。

俺が話したことリスト。

・何故、学校で見当たらないのか。

A病弱で別の教室で勉強しているから。

・特別寮に入っていないのか。

Aアレルギーで食べれない食物が多いから。

・超人気モデルHANAか。

Aそう。

多分、HANAというのは、本当だ。

ただ...多分病弱というのは嘘だ。

じゃないとモデルになれない。

しかも、病弱という情報はどこにもない。

多分、変装して、いるんだ。

この雰囲気。

誰かににているんだけど、思い出せない。

↑感良すぎる...

何なんだよこいつ。

微妙な雰囲気の会話が続き、解散になったが、

最後の一言だけとても耳に残っている。

「結婚になったとしても、私は恋愛しないから。」

少し寂しそうな瞳でいう花崎 莉緒。

彼女の身に何があったのか。

気になった1日だった。