だが、先輩は少し束縛が激しかった。

私が他の男子と話していると、機嫌が悪くなってしまう。

「君は、俺が好きじゃないの?」

そう聞かれるたびに、私は「一番好きなのは先輩です」と答えていた。

電話やメッセージも毎日大量に届くようになった。

流石にこれは度がすぎているので、少し控えるように頼んだ。

「なんで?俺は君のことがこんなに好きなのに。どうして俺の気持ちをわかってくれないんだ!」

先輩はそう言って私の首を締めてきた。

徐々に意識が薄れていき、私は気を失った。

「これで永遠に俺のものになったね」