光の方へ向かう。まるで生前の彼のようだった。
いや、生前ではない。きっとこれは現在の彼なのだ。

姿を変えてきっと私の元に現れてくれた。
そう信じ私は毎日その花の元に来る。


「ただいま」


そう呼び掛けられた気がした。