その後和紀は、叫ぶのを止め・その場にしゃがみ込む私を、優しく抱きしめた。

ゴメンね…

ゴメンね…

と、また自分のせいにしてた。




あの幼なじみには今彼氏がいること。
和紀と彼女はもう、ただの幼なじみ同士であること。

それを聞かされて、私は少し安心してた


優しく抱きしめる和紀を、離したくない、離れたくないなんて、思ってた。


和紀のこと、もっと好きになってた。