○『S.make』企画開発部オフィス(朝)
T『インターン4日目』
自分のデスクで両肘をついて指を組み、ひたいに当てている杏璃。
杏璃(全然休んだ気がしない…)
杏璃の目元には隈ができ、ぐったりした表情。
杏璃(結局、昨日もずっとこの前のこと考えちゃった)
(それもこれも、天野くんがいきなりあんなこと言うから…)
杏璃の頭で、咲也に言われた言葉が蘇る。
咲也『俺は杏璃さんのこと、十分魅力的だって思ってます──ひとりの女性として』
顔を赤らめて頭を抱えて呻く杏璃。
杏璃(なんなんだよ、アイツはも〜〜〜!!)
様子がおかしい杏璃を遠巻きに眺める同僚たち。
後輩1「唐沢さんが珍しく悩んでる」
後輩2「難しい案件だったのかな」
後輩たちの近くで杏璃を睨む悠里の姿。
カツカツと足音をたて、近藤千秋が姿を見せる。
杏璃のデスクの横へ来て、仁王立ちになって杏璃に固い表情で話しかける。
千秋「唐沢、ちょっと話があるんだけど」
杏璃「(我に返り)はっ、はい!」
周囲にちらっと視線を向ける千秋。
千秋「…ここではちょっとね」
「場所を変えるわよ」
T『インターン4日目』
自分のデスクで両肘をついて指を組み、ひたいに当てている杏璃。
杏璃(全然休んだ気がしない…)
杏璃の目元には隈ができ、ぐったりした表情。
杏璃(結局、昨日もずっとこの前のこと考えちゃった)
(それもこれも、天野くんがいきなりあんなこと言うから…)
杏璃の頭で、咲也に言われた言葉が蘇る。
咲也『俺は杏璃さんのこと、十分魅力的だって思ってます──ひとりの女性として』
顔を赤らめて頭を抱えて呻く杏璃。
杏璃(なんなんだよ、アイツはも〜〜〜!!)
様子がおかしい杏璃を遠巻きに眺める同僚たち。
後輩1「唐沢さんが珍しく悩んでる」
後輩2「難しい案件だったのかな」
後輩たちの近くで杏璃を睨む悠里の姿。
カツカツと足音をたて、近藤千秋が姿を見せる。
杏璃のデスクの横へ来て、仁王立ちになって杏璃に固い表情で話しかける。
千秋「唐沢、ちょっと話があるんだけど」
杏璃「(我に返り)はっ、はい!」
周囲にちらっと視線を向ける千秋。
千秋「…ここではちょっとね」
「場所を変えるわよ」