「ハハ!いいねぇ、その疑心暗鬼の目。俺を信用してないって顔。ゾクゾクするわ~」

「ゾクゾクって……変な言い方やめてください。そ、それで結局。私は喋っていいんですか、いけないんですか?」

「ん~」


ツリ目な瞳は頬に引っ張られ、目じりが下がる。その笑顔はあどけなくて、まるで同級生と話してるみたい。


「食ってる間ヒマだし、好きに喋れば?不気味だウザいだなんて、もう言わねーよ」


どうやら言わないらしい。私の咲人さんへの愛を、我慢強く聞いてくれるらしい。


「あ、ありがとうございます……?」


どうして飛鷹さんがそう言ってくれたのか分からないけど……。

せっかくだし、お言葉に甘えちゃおうかな。