「ん~っ」


俺の目の前には、顔を真っ赤にさせて涙を流しながら、尚も必死に俺から逃げようとしてるミミちゃん。しかめた眉とは反対に、時たま口の端から「あっ」と甘い声が漏れている。


(こりゃ、病みつきになるな)


アイツの事をロリコンジジイなんて思っていたけど。やべ、思わず同調しちまった。


「なにミミちゃん。その顔、スゲーえっちぃ」

「から、かわない、でっ、」

「じゃあ、こーゆーのは?」

「んん……!」


口を離すと、まるで離れがたいように唇がひっついてきた。なめとって、くわえると、それさえも気持ちいのか可愛く鳴いた。


「へぇ~、反応しちゃうんだ。俺相手に反応なんてしたくねーのに?体は正直だねぇ。ほら、もっと体を震わせてみな?」

「はぁ、はぁ……でき、ない」

「出来るできるー。ほら、頑張って」