「え、瑞樹先輩がこの私をですか?」
驚きそういった。
「うん、前から気になっていた」
「だから、俺と付き合ってくれませんか」
私も正直青木先輩に振られてから瑞樹先輩のことが気になっていた。
「よろしくお願いしますっ」
そう言って頭を下げると
「え。ほんとに・・?」
頭を上げ瑞樹先輩を見ると驚いていた。
「はい、瑞樹先輩のことが気になっていました」
恥ずかしくなりながらもそう言い
「よろしくな!はるか!」
その時、
バーン!上空に花火が打ち上がった。
もしかしたら、付き合った私達をおめでとうと言ってくれたのかな、
「はるか、抱きしめてもいい?」
そう言われ顔が赤くなるのがわかった。
こくっと頷くと
ぎゅっと優しく抱きしめられたのがわかった
「ありがとう、はるか」
「こちらこそ、ありがとうございます!」
そう言い、肩を離され二人の影が重なった。
彼との甘い恋はこれからだ。