結局一人できた花火大会。
一人で好きなものを食べていたときだった。
「そこのお姉さん、俺と一緒に遊ばない?一人なんでしょ?」
急に手を掴まれそう言われた。
「やめてください」
「いーじゃん、俺達と楽しもうよ」
手を引かれ連れて行かれるのがわかった。
それで手を払おうとしても相手の力が強すぎてほどけない。
あー、そういう運命だったんだな、そう思ったときだった。
「相手いやがってるのわかりません?」
相手の手が私の手から離したのがわかった。
「おまえ、だれだよ」
「この人の彼氏ですけど」
彼氏いたのかよといい、逃げていった相手。
「ありがとうございました!」
深く頭を下げ感謝を述べた
「頭を上げてください、大丈夫でしたか?」
そう言われ上を向くと見覚えのある人がいた。