次の日の放課後

今日は一人で帰っている

たまにすれ違う人には浴衣を着ている人もいるそう、今日が花火大会だ、、
そしてけっきょくここ1週間湊くんのとこに行けなかった。そろそろ行かないと

「よっ!佐倉!」
誰かに声をかけられ他そして振り向くと
「翡翠くん」
翡翠くんがいた
「佐倉さ、湊が病気悪化したってわかってから全然行ってないだろ?」

「……うん」

「あいつ心配してたぞ?自分のせいだって、少しは顔だしてやったら?」

私のせいで湊くんを悲しませてるんだ
……でも……でも

「、翡翠くんには分からないでしょ?友達と合わせないと孤独になってしまうこの立ち位置も!!気まずさも!!!」






…あぁ…



感情任せに怒鳴ってしまってた……
なんてことしてるんだろ馬鹿だな自分は


とりあえず謝らないと……





「…ッ」
私が謝ろうとした時翡翠くんが喋り出した、、

「……後悔して欲しくなかったんだ……」
「でも……佐倉のこと考えてなかった……ごめん」

私が悪いのに…
翡翠くんが謝ってきた…でもその顔は苦しそうだった

「違うの私も悪かった…ごめん、それと後悔って……?」

私は自分も謝り、さっきの話で引っかかった所を質問した

「立ち話もあれだからそこの公園のベンチで話さないか?」

確かにここじゃ目立つしね……

「いいよ、行こ」