「…てか、朔羅ちゃんって変わってるよねー」
突然酷いことを言ってきた最上くを。
「だってこの前、喧嘩の場面で会ったのに、そんな普通だしねー?」
この前って…あ、あれ?
ーーー数日前
あーあー、じゃんけん負けて買い出し係とかだっさいなあ。
しかも重すぎっ!
どんだけ食べるの!?
「ぐっあ!」
突然路地の方から叫び声が聞こえてきた。
えっ?
待って、どうしよう…リンチとかだったら助けないとだけど……。
結局私は、渡瀬(わたらせ)を呼んで、荷物は置いたまま路地に入る。
そこで目にしたのは…
「ぐっあぁぁぁ!やめ、ろおっ!」
「はっ、誰が言うこと聞くかよ」
「も、がみ…くん?」
優等生の最上くんが不良10人程度を殴っているところだった。
まさか、同じ学校にこっちの世界の人がいたなんて…。
「…っ」
一瞬驚いた顔をしたが、すぐに何もなかったかのように歩み寄って来た。
突然酷いことを言ってきた最上くを。
「だってこの前、喧嘩の場面で会ったのに、そんな普通だしねー?」
この前って…あ、あれ?
ーーー数日前
あーあー、じゃんけん負けて買い出し係とかだっさいなあ。
しかも重すぎっ!
どんだけ食べるの!?
「ぐっあ!」
突然路地の方から叫び声が聞こえてきた。
えっ?
待って、どうしよう…リンチとかだったら助けないとだけど……。
結局私は、渡瀬(わたらせ)を呼んで、荷物は置いたまま路地に入る。
そこで目にしたのは…
「ぐっあぁぁぁ!やめ、ろおっ!」
「はっ、誰が言うこと聞くかよ」
「も、がみ…くん?」
優等生の最上くんが不良10人程度を殴っているところだった。
まさか、同じ学校にこっちの世界の人がいたなんて…。
「…っ」
一瞬驚いた顔をしたが、すぐに何もなかったかのように歩み寄って来た。