彼と話して分かったのは、私たちは同い年っていうことと、


あと、クールに見えるのに、意外と彼はおしゃべりだということ。

初対面なのに、こんなに、話出来るんだって自分でも驚いた。


夕方のチャイムが鳴り、彼はじゃあ。と言うと帰ってしまった…


私も、ベンチから立ち上がり帰ることにした。

夕方だけど、まだ日が高いとこにあるな。

そんな事を考えながらゆっくりと歩き出した。


『ただいまー。』

「おかえり、どこまで行ってたの?」

と母に聞かれ、私は駄菓子屋と返事した。